くまもと川尻360°より
熊本市都市デザイン課 許可済
鎌倉時代から港町として栄え、江戸時代には熊本藩の物流拠点として、また薩摩街道の宿場町としても繁栄した川尻。
「Run for Sweets in 川尻」を走り終えたら、そのまま街歩きへ繰り出してみませんか。
加勢川沿いに残る150メートルもの石段の船着場跡は、当時の繁栄を偲ばせる見事な歴史遺産。
造り酒屋の白壁や伝統工芸の刃物づくりなど、江戸の面影をそのままに残す町並みが、走った後の心と体をゆっくりほぐしてくれます。
熊本市街からすぐそこ、川尻の奥深さをぜひ感じてみてください。
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江戸時代、熊本藩の年貢米の集積・搬出の拠点として機能した場所。毎年約20万俵の米が集められ、大阪へと運ばれました。
米蔵(東蔵・西蔵)と船着場跡、御船手渡し場跡を合わせた国史跡は、全国でも川尻だけの貴重な遺構です。
昭和5年(1930年)、瑞鷹株式会社の吉村彦太郎氏によって地域社会の発展のために寄贈された施設。老朽化や熊本地震で取り壊しの危機を迎えたものの、「残したい」という地元の声に応え、2019年に建設当時の姿のまま復活しました。木造平屋の寄棟造りで、格子壁を巡らせた回廊が美しく、耐震改修の優秀建築賞も受賞した建物です。
慶応3年(1867年)、赤酒のみが地酒だった時代にいち早く清酒の醸造に取り組んだ蔵元・瑞鷹。150年余り熊本の酒の歴史とともに歩んできた瑞鷹の足跡を、酒蔵資料館で見ることができます。西南戦争頃の川尻の様子を描いた錦絵や、酒造りにまつわる道具など、歴史を物語る展示が並びます。
慶応3年(1867年)創業の瑞鷹株式会社の川尻本蔵に構える事務所棟。
明治22年の元旦に蔵へ鷹が舞い込んだことを瑞兆として「瑞鷹」と命名されて以来、熊本県酒造研究所の発祥地となるなど、熊本の日本酒文化を牽引してきた蔵元の歴史を今に伝える建物です。併設の本店小売部では旬の日本酒の試飲販売も行われています。